松永知史 まつながちふみ
横須賀出身。
桐朋学園大学音楽学部卒業、沖縄県立芸術大学大学院修了。
沖縄県人材育成財団海外奨学生として渡独。
ミュンヘン市立リヒャルト・シュトラウス音楽院大学院修了。
ミュンヘン・ワーグナー協会奨学生。
ヨーロッパを中心に、多数のミサ曲、オラトリオのソプラノソロを務める。
主なオペラ出演に「フィデリオ」のマルツェリーナ、「バラの騎士」ゾフィー、「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル、眠りの精、「後宮からの逃走」コンスタンツェ、「ラ・ボエーム」のミミ、ムゼッタ、「魔笛」のパミーナ、パパゲーナ、「フィガロの結婚」のスザンナ、バルバリーナ役などがある。
また、ブダペスト・ヨハン・シュトラウス・オーケストラのジルベスターコンサート、ニューイヤーコンサートのドイツツアー、バイエルン国立歌劇場の室内楽団ともソリストとして共演しており、ハンガリーでのガラ・コンサート、ミュンヘンでのブルーテンブルク城、ニュンフェンブルク城での野外オペラコンサート、日本国内では日生劇場の「後宮からの逃走」「二期会サマーコンサート」が放映された他、歌のちふみ先生として、Eテレ教育番組への出演や、大河ドラマのエキストラ歌唱・演技コーチングに関わる。
横須賀のかきねのない「みんなで楽しむコンサート」、糸満の平和祈念公園から音を献呈する「糸満平和祈念コンサート」をはじめ、音楽で、ひとや地域、歴史や思いをやさしくつなげる活動は多岐にわたり、歌うことの原点となっている。
2022年のコロナ禍に、『うたの杜子ども合唱団』を立ち上げ、感性豊かな子どもたちと共に、ことばとおとのシャワーをふり注いでいる。
東京二期会所属ソプラノ。